腰椎分離症治療のページ

反り腰のセルフチェック

①仰向けで寝たときに、腰の部分に手が通る
②壁に背中をつけて立った時に、腰の部分に簡単に手が通る
③猫背を伴っている

反り腰の原因（代表的なもの）

①腹筋が弱い、または使えていない
②腰の筋肉が常に頑張っている
③太ももや股関節の前側の筋肉が短縮しているなど

腰が反りすぎた状態で、回旋運動を何度も行うと、当然関節には大きなダメージを負うことになります。

一見反り腰に見えるが、スウェイバックの特徴としては、
胸椎部が後方に、頭部と骨盤が前に突き出て、骨盤が後傾し、股関節が伸展位(股関節部が前方に突き出た状態）なっている事です。

この場合、前胸部（大胸筋・小胸筋）殿筋　もも裏（ハムストリングス）が固くなり、逆に股関節や太ももの前面の筋肉（腸腰筋
大腿直筋　大腿筋膜張筋）が頑張っている状態になります。

この姿勢では、腰椎の反り方は強くないが、分離症の起こりやすい腰椎の5番と仙骨の間には、一番伸展ストレス（背骨同士がぶつかるようなストレス）がかかっている姿勢という力学的データが出ています。
 

肩が下がっていると、下がっている側の腰椎椎間関節（腰の骨と骨の間）に、圧縮ストレス（背骨同士がぶつかるような）が掛かります。

圧縮された状態で、回旋運動を何度も行うと、関節突起にダメージを与え続けての疲労骨折が起こりやすくなります。

画像の場合、左の腰には圧縮　右の腰には筋（腰方形筋）への伸長ストレス（引き伸ばされた状態で上半身の重みを強く受ける）がかかって、腰痛として考えるなら、左右どちら側も痛みを起こす可能性が高くなるという事です。

肩が下がる原因としては、下肢長差　脊柱側弯症　筋のアンバランスなどがあります。

ほぼ無痛の手技で施術を行います。
人の身体は、自然治癒力が備わっているので、それをちょっと手助けすれば良いだけのこと。

治りにくいのは、それを強い力で押したり揉んだりすることで、余計に体が抵抗し筋の緊張をもたらすのです。

私は、多くの腰椎分離症に立ち向かってきました。

そのたびに、もがいて　あがいて　試行錯誤して乗り越えてきたのです。

もちろん、「すべて治してみせます」などと大口をたたくつもりはありません。治せなかった腰椎分離症もあります。

しかし、試行錯誤する中で得た経験と、日々の勉強で、多くの方を治してきたのも事実です。

必ず全力を尽くす事を、お約束します！

上記のように、腰椎分離症の原因には、色んなパターンがあり、それぞれに応じて、対応が変わります。

例えばスウェイバックパターンで、腰椎分離症が起きている場合
骨盤を前傾方向に誘導し、ストレスの大きくなった下部腰椎の負担を除くべく、下部胸椎から上部腰椎の動きを正常化させたり、姿勢の悪さから、股関節前面が頑張りすぎる事で足が前に上がりにくくなり、殿筋が働かなくなるのに対して、殿筋を働きやすく教育するなど・・・。

実際に施術を受けていただくと、わかります。