子ども（学童期）の靴の選び方

学童期の子どもの足は、だいたい1年間で1センチ成長するそうです。（ちなみに2歳ごろまでは2センチ）

という事は、靴サイズは5ミリ単位で選ぶので、半年に1回靴を見直す必要があるという事になります。

また、成長期の子どもはぜい弱な成長軟骨があり、かかとが安定しない靴を選ぶと、シーバー病などの障害を起こす恐れがあるので、注意が必要です。

ぶかぶかの靴を履くことで、足が靴の中で前方にずれていき、つま先が当たり、外反母趾や巻き爪、けり出し力の低下などを引き起こします。

経済的な事情で、大きめの靴を購入し、なるべく長い間履き続けたり、きょうだいのお下がりを履くこと（私も兄のお下がりを履いていました）もあるかもしれませんが、これから長い人生を歩む子どもにとって、とても大切な骨格や筋力形成の時期に、足にフィットしていない靴を履くことにより、大きな代償を払うことになるかもしれません。どうか、これから述べていく内容に沿って、子どもの足に合った靴を選んであげて下さい。

この靴ヒモの締め方は、足と靴の構造を考えると、ちゃんと理にかなった方法です。
大抵の場合、靴の踵部分はカウンターと呼ばれる、少し硬い素材で補強されています。
それは踵の安定には不可欠で、その補強を生かすために、踵をトントンと押し付けるのです

2番目と3番目の穴は、ちょうど中足骨という部分にあたり、足の構造上、強く締めることにより、趾が拡がりしっかりと地面を捉える事が出来るようになります。また、足が靴の中で前方にずれるのも防いでくれます。

最後を強く締めないのは、大きく可動する足首の動きを阻害しない為です。

この締め方により、運動パフォーマンスが上がる事間違いなしです。

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