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足がつった時(こむら返り)の対処法は?

足がつった!どうしたらいい?

「足がつる」
ここでは、いわゆるふくらはぎの筋肉がつった状態「こむら返り」ついて、なるべく簡単に述べていきたいと思います。

こむら返りと言っても、ごく軽症のものから救急車を呼ぶほどの重症のケースまであり、対処法を行えないほどの場合は、迷わず救急車を呼んでください。

こむら返りとは?

ふくらはぎに痛みを訴える

こむら返りは「有痛性筋攣縮」と呼ばれ、脱水 電解質(ナトリウム クロール カリウム カルシウム マグネシウム)不足 筋疲労から発症すると言われてきました。

ではなぜ、それらが筋攣縮を起こすのかは、まだ完全には解明されていないようですが、運動神経系の器官が関わっていることが、近年わかってきたようです。

 

 

筋紡錘と腱紡錘(ゴルジ腱器官)

筋紡錘とゴルジ腱器官

筋紡錘」とは、筋肉内にあるセンサーのようなもので、筋肉が引き伸ばされると、そのセンサーが感知して信号を脊髄に送り、運動神経を介して筋肉が収縮します。これを「伸張反射」と言います。
この伸張反射のおかげで無意識に立つことが出来るのです。

腱紡錘」または「ゴルジ腱器官」は、筋肉の繊維と腱の移行部にあるセンサーで、腱が強く引っ張られると、そのセンサーが感知して、筋を弛緩(緩める)させます。これをゴルジ腱反射1b抑制)と言います。

この二つのセンサーが協調して働くことで、筋肉を損傷させずスムーズな運動が行えるようになっているのです。

 

 

なぜこむら返りが起こるのか?

ズバリ、上記のゴルジ腱器官がうまく作用していないからです。
本来なら、筋紡錘が活発に活動して筋肉が強く収縮している場面で、ゴルジ腱器官が反応せず、筋が強く過緊張した状態になり「筋攣縮」を起こしているのです。

ゴルジ腱器官がうまく作用しない原因が、電解質異常や脱水 疲労が関わっていると考えられています。
 

対処法は?(比較的軽症の場合)

膝はなるべく伸ばす

ゴルジ腱器官にしっかりと働いてもらえば、筋攣縮は解除できます。

その方法が「立つ」ことです。ただし、よっぽど軽症でない限りその行為は不可能ですよね。

では、夜中に一人でこむら返りを起こした場合は、画像のようにふくらはぎを伸ばしてみてください。

その時に、スネの前側の筋(前脛骨筋 趾伸筋群)に力を入れさらにふくらはぎを伸ばすようにする(画像のように右側がこむら返りの場合、右手でつま先を反らしつつ、さらに右足の力も使ってふくらはぎを伸ばす)。

これは筋攣縮を起こしている筋と反対の作用がある筋(拮抗筋)に力を入れると、相反抑制という反射により攣縮が解除しやすくなると言われているために行います。

 

 

身体が固くて自分で伸ばせない場合

椅子に座って行う

身体が固い人で、その姿勢自体が難しくてできない場合は、画像のような方法も可能ならば試してみてください。

膝はしっかりと伸ばしてください。

これも先ほどと同様、自力でつま先を反らせる方向に少し力を入れると、解除しやすくなります。

 

 

周りに人がいる場合(重症のケース)

踵を把持して前腕で操作する

スポーツの現場や、助けを呼べた場合には、画像のようにゆっくりとストレッチを行ってください。(その前にスポーツドリンクまたはミネラルウオーターを飲むことを推奨します)

スポーツの現場では、経験上かなり重症のケースもあり、なかなか伸びてこない場合もありますが、ゆっくりとじわじわ行えば、ほとんどがしっかりとストレッチすることが可能です。完全に伸びて、痛みが和らいだのを確認し、ゆっくりと手を離してください。

 

 

予防法は?

一般的な腓腹筋のストレッチ

すでにご存じかと思いますが、やはりストレッチです。

あとは、入浴 バランスの良い食事 適度な水分摂取です。

忘年会シーズンに男性のこむら返りが多いのは、アルコール摂取により電解質バランスが崩れてしまうためなので、お水も一緒に飲むことをお勧めします。

自分も含めて、意外と出来てないかもしれませんね。

このストレッチの注意点は、伸ばす側のつま先を絶対に外に向けずに、まっすぐにして行って下さい。

 

 

いかがでしたか?
すでに知っておられる内容かもしれませんが、こむら返りが起こるメカニズムや、反対に作用する筋に力を入れることによって、解除が早くなるということは、意外と知られていません。
ただし、あまりに頻繁に起こる場合は、その他の疾患の恐れもありますので、医師にご相談ください。

 

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