オスグッド症例集

オスグッド

ここにきて、すぐに痛みがなくなりました。

とても、うれしいです。

ありがとうございました。

運動後から急に痛くなる。紹介で来院

右ひざのオスグッド　正座は痛くない
しゃがむと痛い
 

骨盤左前方回旋　右肩下がり　右大腿部内旋位
（画像は別人で、今回の症例とは逆です）
本来骨盤の前方回旋側にオスグッドが多くなるが、今回のケースでは、歩行時に患側の肩が下がり（足首の過回内が原因）墜落的な衝撃が右下肢に掛かり症状を引き起こしたものと考えた。

膝関節は柔らかく、正座も可能であったが、股関節の可動域が狭かった。

初回
腰と股関節周りの調整と、膝は自然整体療法の伸長法で、しゃがむ痛みは3割になった。

2回目
少し痛みが戻り、股関節牽引とFOA（臀部の筋膜リリース）にてしゃがむ痛みはほぼ消失。しゃがむ途中に少し痛みが残った。

3回目
来院時に、片足スクワットでも痛みが出なかったので、1週間の間に5～8割までの運動を許可した。治療では大腿内転筋群へのアプローチを行い、自己療法で内転筋のストレッチと四股スクワットを指導した。

4回目
まったく痛みなく、全力の運動も許可

5回目

無事完治にて治療終了

今回は、骨盤の前方回旋とは逆側のオスグッドという、比較的稀な症例で

歩行や姿勢の評価がいかに大切なのかを、改めて実感しました。

オスグッド

痛くて走ることも出きなかったけど、先生のおかげで治りました。

本当にありがとうございました。

サッカーをしていて、1か月前から痛くなる。
紹介で来院
 

左膝のオスグッド　歩いても痛い　しゃがめない　正座できない
熱感あり
 

股関節屈曲可動域低下　大腿四頭筋緊張
スウェイバック（骨盤後傾）姿勢
左骨盤前方回旋
 

初回
かなり炎症があり、痛みも強く、正座できないしゃがめない
まずは鎮痛を優先し、優しく腰から大腿部を緩めた。
初回で痛みなく正座が出来るようになった。

2回目
炎症も残存し、少し痛みの戻りがあり、前回同様優しく腰と大腿部を緩め
殿筋の筋膜リリースを行った。痛みはあるがしゃがむことが出来た。

3回目　4回目
AKS（神経と筋肉にアプローチし、連動を良くする方法）にて股関節の可動域を広げていき、足首と膝のMWMS（自動運動に対して、術者が骨の動きを介助する事で正しい関節の動きを獲得する方法）で動きやすくしていった。
この時点でほとんど痛みはない。

5回目　6回目　7回目
5回目治療終了後より運動を開始。牽引系の手技を行い、6回目終了の時点で全力で走っても痛みがなかった。

8回目
全力でサッカーの練習をしているが、まったく痛みなく、全身調整して終了とした

 

今回のケースは、骨盤後傾と前方回旋という、典型的なオスグッドになりやすいパターンでしたが、8回の治療と時間がかかったのは、炎症がなかなか収まらなかった事、日常生活（坂道での登下校　自宅の階段）での負担が強かったのも一因でした。
姿勢はまだやや悪いですが、骨盤の前方回旋が無くなっていたので、再発はまずないでしょう。
 

オスグッド

ひざが痛くておにごっことテニスが出来ひんかったけど、ひざがなおったから、思いっきり出来るからうれしいし、またいっぱい人をつかまえて目立ちます！！

テニスをしていて徐々に右膝が痛くなってきた。HPを見て来院

しゃがむと痛い　右膝に荷重をかけると痛い　階段上るとき痛い　正座は痛くない

股関節屈曲可動域低下　右股関節やや伸展位　歩行時右骨盤前方回旋強い

初回
完全に右股関節の問題ととらえ、ほぼ膝は触らず股関節のみ徹底的に調整した
しゃがむ痛みは消失したが、右足だけに荷重をかけてしゃがむ時の痛みが残った

2回目
筋エネルギーテクニックで股関節の屈曲可動域をさらに拡げ、殿筋の働きを高めた
片足荷重の痛みも消失

3回目
来院時点でまったく痛みがなくなっているので、2割から5割までのランニングを許可した

4回目
8割から全力での運動も許可した

5回目
テニスもおにごっこも問題なく出来るという事で、治療終了とした。
 

姿勢　歩行評価　関節可動域の検査にて、完全に股関節の問題であったため、治療の方向性が判断しやすく、比較的早期の運動復帰となりました。

オスグッド

初めてオスグッドになって痛かったけど、先生のおかげで早く治ってうれしかったです。

サッカーをしていて、膝が痛むので整形外科を受診すると、かなり剥離の強いオスグッドと診断され、その後友人の紹介で来院された。

正座は痛くない。しゃがむと痛い。左ひざに荷重をかけると痛い

股関節屈曲可動域低下　ハムストリングス（太ももの後面）殿筋固い

立位　歩行とも左骨盤前方回旋　

初回
骨盤中心の施術　左前方回旋に対して、股関節にアプローチ　股関節と殿筋の固さに対してFOA（筋膜リリースの一種）　大腿部の外側筋間中隔を緩めると、骨盤の左前方回旋としゃがむ痛みが消失した。

2回目
昼休みにバスケをするのが楽しみで、かなり走ったらしく、痛みの戻りがあった
骨盤の前方回旋はなかったが、再度股関節に絞って治療を行った。痛みは消失

3回目
しゃがむ時や、日常生活では痛みが消失していた。ただ、左の前脛骨筋（脛の筋）
に筋肉痛が起こっていた。これは後方荷重であったのが、重心が前方に移動することによって普段使えていなかった筋を使うようになった事による筋肉痛なので、むしろ良い事と捉える事が出来る。

4回目
激しくサッカーとバスケをしてしまい、なんと痛みが再発。骨盤の左前方回旋もやや出現していた。
治る方向性はわかっているので、同じ治療で痛みは消失し。再度安静を指示した。

5回目
全ての痛みは消失。歩行バランスも良い。軽い運動から許可した。

6回目
8割までの運動で痛みなく、内転筋の緊張が出ていたのでAKSで調整した。

7回目
全力でどんな運動をしても痛みが消失したので、終了とした。
 

ものすごく活発な子で、つい休憩時間にバスケをしたり、サッカーの激しい練習をしたりして、痛みの戻りがありましたが、わかりやすい素直な身体で反応も良かったです。やはりオスグッドは、姿勢　歩行バランスを整えてあげる事が不可欠であるとつくづく感じました。

オスグッド

いたかったけど、キックベースボールをおもいっきりできるようになってうれしいです。

キックベースボールをしていてオスグッドを発症。2週間休んだが、全く痛みがひかなかったので、知り合いの紹介で来院

しゃがむと強い痛み。正座は痛みなし。オスグッドと反対側の鵞足部に痛み。

股関節屈曲可動域低下
膝蓋骨の動きが悪い
左肩下がり
歩行時　左骨盤前方回旋（オスグッドと反対側）

 

初回
右の中殿筋　外側広筋を中心に緩めるとしゃがむ痛みは消失した。
左の鵞足部の痛みは、殿筋の機能を高め、歩行時の骨盤回旋を少なくさせると消失した。

2回目
左は痛みがない。オスグッドのしゃがむ痛みが少しぶり返していた。
左肩が下がる姿勢が少し残っていたので、右の腰方形筋（腰の外側）に伸長ストレスがかかっていて、大腿筋膜張筋（骨盤の外側の筋）の緊張が強く、そのあたりをしっかりと緩めると痛みは消失した。

3回目
また少ししゃがむ時の痛みがぶり返していた。
股関節周りを治療したいが、くすぐったがるのでうまくいかない。
股関節周りは抵抗運動やAKSを駆使して、なんとか治療していく。

4回目
ほとんど痛みはないが、右足に強く荷重をかけると少し痛む。
腰と股関節を徹底的に治療した。

5回目
治療後より5割までの運動を許可した。

6回目
治療後から全力での運動を許可した。

7回目
問題なし
8回目

問題なく終了とした。
 

今回のケースは、姿勢の問題と、競技の特性による大腿部への負担があったため、運動再開を慎重に行いました。

8回通院と時間をかけたのは、全力でプレーして痛みが無くなった後も、数回通院してもらったためです。
 

オスグッド

最初歩くだけで痛かったけど、先生にみてもらって、サッカーができるまで回復出来てよかったです。

2か月前から、サッカーをしていて走っていると膝が痛くなり、オスグッドを疑い友達に相談したら、当院を紹介され来院。

正座　走ると痛い　比較的軽症と感じた

股関節屈曲可動域低下　殿筋短縮　後方重心　歩行時左骨盤前方回旋（患側）

初診時　

痛みは走る時と正座だけだったので、簡単に消失。

また、股関節周りをしっかりと調整し、歩行時の骨盤前方回旋を修正した。

週末から遠征でたくさん試合をするという事で、痛みが再発するリスクを説明し、終了した。

2回目

遠征時の試合では、ほとんど痛みがなかったようだったが、来院時にはしゃがむ時の痛みが出ていた。

歩行時の左骨盤の前方回旋は改善していた。

AKS治療を中心に行うと、しゃがむ痛みは消失

3回目

痛みはほぼ消失していたが、念のため2週間後に予約を入れた。

4回目

まったく痛みも再発せず、終了とした。

サッカーを休むことなく、実質3回で終了したので、かなり軽症といえます。

初回で身体の使い方を説明して、それをすぐに習得できたこと。
骨盤の前方回旋が1回で改善できたことも要因だと思います。

オスグッド

痛みがなくなって、サッカーの練習ができるようになってよかったです。

サッカーの練習でだんだんと左膝が痛くなり、友人の紹介で来院。

左オスグッド　右シーバー　正座で痛み　走ると痛む

股関節屈曲可動域低下　体幹の前屈制限　足関節の底背屈制限
後方重心（特に片足立ちになった時著明）

初診時

骨盤後傾からくる後方重心が、発症原因となった事が明らかで、足関節と股関節を調整し可動域を拡げると、痛みは消失
殿筋のストレッチと、HIp Liftを指導して終了とした

2回目

来院時痛みはなし。股関節のAKSと前方牽引　大腿部の外側筋間中隔をしっかりと緩めた

3回目

痛みが全くないようなので、少しずつ運動を開始する。

4回目

8割までの運動で痛みはなく、全力での練習を許可した

5回目

全力でのプレーでも全く痛みなく終了とした。

軽症で、初回の治療でほぼ治っていたが、後方重心がある程度改善するまで、運動を控えてもらった。

片足立ちで後方重心が出なくなってから運動を再開させるほうが、再発しなくなります。

オスグッド

病院にかよい始めて、ストレッチ方法などを教えてもらってすぐサッカーができるようになってよかったです！

先生、本当にありがとうございました。

サッカーをしていて、両膝が痛くなってきて、整形外科でオスグッドの診断　何とかならないかと、ネットで検索して来院された

股関節内転筋　膝の伸筋短縮　股関節屈曲及び外転可動域低下　後方荷重

歩行時骨盤右前方回旋　右脚荷重時股関節内転、距骨下関節（足首）過回内

初診時

少し膝を曲げただけでも痛む。しゃがめない。整形外科でしばらくは治らないと言われかなり落ち込んでいたので、普通に股関節まわりと膝の伸筋を念入りにアプロローチして、痛みなく曲げれるにしてあげると、ものすごい笑顔になった。

2回目

前回の治療後から劇的に良くなっていた。
後方重心と右の骨盤の前方回旋がもう少し残っていたので、それの調整をして、もう少し運動は我慢するよう伝えた。
本人はすぐにでも練習に復帰しそうな勢いだったが・・・

3回目

ほぼ痛みは消失。前回と同じように調整。

4回目

来院時に痛みなく、少しづつ練習を許可した

5回目

全力でのプレーでも全く痛みなくなった。ただし歩行が少し気になったので、確認のためもう一度来てもらう

6回目

股関節のストレッチと四股スクワットを指導して終了とした。

初診時にほとんど曲げれなかった膝が、初回の治療後に痛みなく曲げれるようになった事で、本人の気持ちが軽くなり、自然治癒力も高まっていった気がします。

特に子どもの治療は、手技だけでなく、気持ちをプラスに働かせてあげれるような声かけも重要だと再認識しました。

オスグッド

オスグッドになって野球ができなかったけど、ここにきて痛みがなくなって野球がまたできるようになったのでうれしかったです！

野球をしていて、右膝が痛くなり、ネットで検索して来院された

膝の伸筋短縮　股関節屈曲可動域低下　左肩下がり

歩行時左骨盤（痛み側とは反対）前方回旋

初診時

正座は問題なし、しゃがむと痛い。比較的初期のオスグッドなので、普通にアプローチしたら、痛みは消失した。

2回目

少し痛みが戻っていたので、股関節周りを重点的に緩め、足首も調整した。痛みは消失。

3回目

痛みは全くない。牽引系の手法で股関節にアプローチした。「早く復帰したい」と強い申し出があったので、1週間で全力までもっていくように指導した（通常は10日から2週間かける）

4回目

全力で走っても痛みがないので、終了とした。

比較的軽症で初期のオスグッドであったが、初回に股関節をもっと丁寧に診ておけば、3回で終了したと思います。
ただ、強いチームで練習も指導も厳しいらしく、オーバーワークになってないかと少し心配しています。

オスグッド

最初は痛くて、いつなおるか分からず心配だったけど、予想以上に早くなおってよかった。

ありがとうございました。

サッカーをしていて、最初に両方の踵が痛くなり、かばっているうちに段々と右膝が痛くなってきた。友達の紹介で来院された

脛骨粗面部に熱感　圧痛　痛くてしゃがめない

内転筋短縮　足関節背屈制限　股関節屈曲可動域低下　後方重心

初診時

右膝で踏ん張った時やしゃがむ時に痛み。股関節と大腿部の調整で痛みは消失。
後方重心に対して、エクササイズを指導した。本人の強い希望により、運動を続けながらの治療をすることになった。

2回目

練習も激しく、さらに何試合も出場したため、痛みと患部の熱感が戻っていた。
前回と同様、股関節から下肢にかけての調整と、腹部を施術した。痛みは消失。

3回目

痛みは全くない。熱感も引いていた。あまりの回復ぶりに、正直少し驚いた。
念のためもう一度来てもらうようお願いした。

4回目

その後も全く痛みなく、問題なしと判断し終了とした。

今回のケースは、治療というより、本人の気持ちの持ち方が良かったのでしょう。回復力が強い子どもは、治療した後の、良くなった部分を強調して考えることが出来るように思います。良くなった事よりも、まだ痛みが残っていることに執着する場合とでは、大きく回復力に差が出ます。

オスグッド

最運動できるようになって、休む事がなくなってよかったです。

バスケットボールをしていて、3日前から急に左膝が痛くなり、整形外科でオスグッドと診断され、早く治したくてネットで検索して来院された。

脛骨粗面の圧痛　走る　しゃがむと痛い　正座は痛くない

股関節屈曲可動域低下　姿勢　歩行は良好

初診時

股関節の屈曲可動域を拡げるように緩めて、通常のオスグッドの治療で痛みは消失した。

2回目

1回目治療後、バスケやマラソンを全力で行っても全く痛みなく、問題なしと判断し終了とした。

重心も安定していて、症状が出てから3日後の来院という事で、非常に軽症のオスグッドで、早く治療を始めるのが、どれだけ大事なのかわかる症例でした。